【知らないと損する】太陽光発電の卒FITが迫る!今後の選択肢を教えます

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照明と電卓の写真

みなさんこんにちは、ロブカイです。

今回は、太陽光発電を設置していて卒FITをもうすぐ迎える方向けのブログになります。

卒FITとは、固定価格買取制度(FIT)の10年間を終えた太陽光発電システムで、売電が継続できるのか危惧されていた問題のことです。

FITの最初の年は2009年です。この時に太陽光発電を設置した世帯では、2019年11月より固定価格買取制度で定められた10年間を終える方が約55万世帯出てきました。2023年には165万世帯にもなってきます。

そんなFIT期間を終えた後、どうすれば良いのか。そのお悩みを解決します。

大きく3つにわかれるので順に説明をしていきます。

目次

蓄電池を設置する

今まで売電していた電力を蓄電池に貯める方法があります。蓄電池に貯めることにより、日が沈んだ夜に蓄電池の電気を使いながら生活することができます。

これを自家消費と言い、自分の家で作り、自分の家で消費をしていきます。電力を買う量が少なくなるため、これから益々高くなってくる電気代への影響を少なく抑えることが出来ます。

仮に、売っていたら10円だった電気が、蓄電池にためて自宅で使うと買電30円の電力を節約することが出来るのです。

積み木の家と電池の写真

蓄電池のメリット

月々の電気代が安くなる

→太陽光から蓄電池に貯めた電気を使うので、買う電力は少なくなります。

これから上がっていく電気代の心配が少なくなる

→電気代が下がっていく事は考えづらいです。そこの心配が少なくなります。

災害時にも電気が使える

災害時にも蓄電池に貯まっている電力を使う事が出来ます。太陽光で発電すれば使い続けられます。

蓄電池のデメリット

初期費用がかかる

→決して安くはない買い物です。補助金等をうまく使う事をお薦めします。

蓄電池の設置スペースが必要

→サイズは色々ありますが、スペースは必要になってきます。

寿命がある

→およそ10年~15年程と言われています。

補助金について

補助金の文字が書いてある写真

現在、国や自治体でも蓄電池の導入へ向けて補助金が交付されているところが増えています。

国からの補助金はDR補助金というのですが、昨年はあっという間になくなってしまいました。

2023年度も20億の補助枠なのですが、あっという間になくなると予想されています。

うまく活用して、初期費用を抑えることをお薦めします。

そのままの電力会社への売電を継続

契約終了が近づいたお知らせのあと、何もしないとそのままの電力の契約となります今まで売れていた単価は終了となり、その地域の電力会社の単価へと変わってきます。

東京電力だと8.5円、中部電力だと7円と、地域の電力会社により買取価格に差がでています。どちらにしても、今までの売電価格と比べると驚くぐらい下がります。

そのままの電力会社のメリット

主要電力会社は経営基盤が盤石なので、大きな心配事は無いでしょう。手続きがなく自動移行するので、非常に楽です余剰電力の売電単価が下がるだけなので、自家消費はそのまま行われます。太陽光を載せている意味はあると言えるでしょう。

そのままの電力会社のデメリット

考え方にもよりますが、新電力会社で契約をした方が高く売れる事が多いです。手続きが煩わしかったりするのですが、新電力会社は様々なプランを用意しており大手電力会社よりか高く買い取ってくれるでしょう。

新電力会社と契約

電力の小売市場が自由化されたため、新電力会社が次々と参入をしてきました。電力の独占的市場が問題となったためです。2000年から徐々に自由化が始めってきましたが、いよいよ2016年に一般家庭での自由化も始まりました。

「新電力会社って大丈夫なの?」と疑問に思う方もいると思いますが、国からの認可を受けた会社でないと【小売電気事業者】になれないので、まずは安心と言えるでしょう。

新電力会社のメリット

売電に関しては大手より高く買い取ってくれるところが多いです。様々なプランがあるのでお得なプランを見つけるのも一つの方法になるかもしれません。その中にはガスと一緒に契約をするなどして価格メリットを出している会社もあります。

新電力会社のデメリット

大手電力会社と異なり、支払い方法が限られる場合があります。クレジットや振込しか方法がなく、振込用紙が使えなかったりし、制約が多いとされています。

また、燃料費の高騰の影響を受けやすいとされています。大手は燃料費調整額で調整をしておりますが、新電力会社はその影響を大きく受ける場合があるので注意が必要です。

まとめ

①蓄電池の設置

②そのままの電力会社

③新電力会社と契約

このパターンになりますが、予算が多少あり災害対策もしたいのであれば

①の蓄電池の設置をお薦めします。

各家庭にあったプランがあると思うので、是非参考にしてみてください!

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この記事を書いた人

住設資材を20年間扱っているサラリーマン。住宅にまつわる事と、趣味のキャンプを中心に発信中💻

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