【電気自動車×太陽光】V2Hで自家消費をしてお得に生活しませんか?

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V2H
出典:Panasonic

電気自動車の電気を家で使えるって聞いたんだけど本当かな

ロブカイ

はい!電気自動車の電気を家で使う事が出来るシステムがあります

ここ最近、太陽光と電気自動車の組み合わせで自家消費をする家庭が増えてきています。

太陽光を設置していても、現在の売電単価は16円。(2023年単価)設置後10年経ってしまえば、8円程に減ってしまっているのが現状です。

この単価で売電を続けていても、もったいないですよね?そこで今話題なのがV2H

蓄電池を設置して自家消費する方もあるのですが、この蓄電池の役目を電気自動車が果たしてくれるのです。このシステムをV2Hと呼びます。

V2Hとは、電気自動車(vehicle)から電気を取り出し(to)家(home)で使用するための機器の事です。

今回は、太陽光を使ってV2Hを導入するメリットを紹介していきます。

この記事でわかる事

・V2Hの仕組み

・太陽光発電を使ったV2Hのメリット

・電気自動車のバッテリー容量の多さ

目次

V2Hの導入

V2Hの図解

まずはこのシステムを使うにはV2Hを導入しなくてはなりません。

V2Hを導入する事により、家から電気自動車へ、電気自動車から家へとつなげる事が出来ます

現在V2Hを扱っているメーカーは、ニチコンかPanasonicが主になります。今後、様々なメーカーが参入してきます。現在ニチコンは受注過多になっており、納期が半年~1年程かかっており人気の高さが伺えます。Panasonicは発売したばかりでこれからの売れ行きが気になるところです。(2023年7月現在)

家から電気自動車への蓄電について

まずは、太陽光を使って家から電気自動車へ貯めるにはどうなっているのかを説明していきます。

電気自動車への充電について

発電シュミレーション
出典:Panasonic

今までは、余剰電力を売電しているのが一般的です。今後は上の図の通り余剰電力部分を売るのではなく電気自動車へ貯める事で自家消費を行う事ができます。

日中に貯めた電力を、夜に活用する事で買う電力が少なくて済みます。本来であれば電力会社から30円程の単価で買わなければなりませんが、電気自動車に貯めた電力を使う事で、売ったら16円の価値ですが、自宅で使う事により30円程の価値に変わってくるのです。

ロブカイ

太陽光を設置して10年経っている家庭は売電単価が8円程なので、もっとメリットがでますね!

太陽光から電気自動車へ
出典:Panasonic

太陽光に関しての詳しい記事はこちらで説明をしていますので、是非合わせて読んでみてください。

曇りや雨の日は??

曇りや雨の日で太陽光があまり発電しない場合は、電力会社の電気を買う事になります。これは家で使う電力も、電気自動車へ貯める電力も同じこととなります。

電気自動車から家への放電について

出典:ニチコン

日中に電気自動車に貯めた電力を家に放出する事が出来ます。ひとつずつ説明をしていきます。

電気自動車から家へ

電気自動車に貯まっている電力を太陽光の発電が終わっている夜に放出する事が出来ます。電気会社から電気を買わずに自家消費する事で、余計な電力を買わずに済みます。

電気自動車の電気が無くなるのでは?

こちらは、設定により色々変える事が出来ます。電気自動車に残す電力を50%という設定をすると、50%になるまで電気自動車からの電気が家に放電されます。電気自動車の電気がすべて無くなってしまったら翌日にすぐ乗る事が出来なくなってしまうため、このような設定が可能になっています。

50%に設定をして、そこまで使ってしまったらそれ以降の電力は通常通り電力会社からの電気でまかないます。

災害時にも安心

災害等で停電が起きてしまった場合も、電気自動車に貯まっている電力を家で使う事が出来ます。

最近では全国的に災害も多く発生していますので、何かあった時も安心ですね。

よく、「元はとれるのか?」との発言も聞きますが、それ以上に大切なものがあると思います。もちろん安い買い物ではないので、家計との相談は必要になります。

電気自動車の蓄電容量について

電気自動車のバッテリー容量はとても多いです。下記をご覧ください。

車種容量
日産アリア66kwh
日産リーフ60kwh
日産サクラ40kwh
※仕様により異なる場合もあります

家庭用蓄電池では、容量が多くても16kwhほどです。一般的には11kwhが多いです。実に4倍~6倍程の容量が電気自動車にはあるのです。これだけあれば災害時でも安心ですよね。

電気自動車は蓄電池にもなって、車としても活用出来て一石二鳥以上の活躍が期待できると言えます。

V2H お薦めの使い方

実際に、日中の太陽光発電で電気自動車を充電するためには車が家に無いといけませんよね。車通勤で日中に車が無い方は難しい使い方になってきます。

そこでお薦めなのが、セカンドカーが電気自動車である事。日中はほぼ家にあり、買い物に行くときなどに使う位の方には非常に向いているシステムだと言えます。もちろん、日中に車がある方は、セカンドカーでなくても問題ありません。

最近では、車通勤の方も充電が会社で出来る所が増えてきています。会社にとってもガソリン代を払うよりも、電気代で払った方がお得にもなりますよね。

まとめ

太陽光を使ったV2Hの良さをまとめてみます。

  • 余剰電力を売るのではなく、電気自動車に貯めて自家消費ができてお得
  • 余剰電力は売ってもたいした額にはならない。使った方が賢い
  • 電気自動車のバッテリー容量が、普通の蓄電池より数倍多い
  • 停電時の電気を電気自動車からまかなう事ができる

V2Hや電気自動車は安い買い物ではないので、しっかりと計画が必要です。

現在、国の施策ではCO2削減に力を入れていますのでV2Hや電気自動車には大きな補助金をだしています。賢く補助金を利用してV2Hでお得な生活をしてみてはいかがでしょうか。

電気自動車は、各販売店でのお買い求めになりますが、V2Hは家も関係するので、リフォーム会社でお見積りを取る事ができます。

気になる方は是非見積もりだけでもしてみてください!!

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この記事を書いた人

住設資材を20年間扱っているサラリーマン。住宅にまつわる事と、趣味のキャンプを中心に発信中💻

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